『僕には鳥の言葉がわかる』を読んで。

今日は、最近読んで、よかったなと思う一冊を簡単に紹介します。

鈴木俊貴さん著、『僕には鳥の言葉がわかる』という本を読みました。
この本は、次に読む本をさがしていた時にネットで紹介されていて、表紙の絵もかわいく、その題名にも興味がわき、さっそく購入して読みました。

私がこの本をインターネットの情報でみつけたように、今、私たちの周りにはIT、電子機器といった自然とは対極にあるものが多数あり、囲まれています。
そういった生活の中でこの本を選んだのは、ナチュラルに(naturally)、動物や森などの自然の世界(nature)が持つ温かみのようなものに魅かれたからなのかもしれないと思いました。

とても読みやすい文章で、作者の熱心な観察の様子や伝えたいこと、また、鳥たちの様子などが書かれていてあっという間に読めました。

そして読んだ後に、『ああ、なんだか、森林の中で鳥のさえずりに耳を傾けながら散歩したいな』と思い、忙しない日常の中にも心のゆとりを見つけようとする自分がいました。

もちろん、内容については、作者の鈴木さんの功績もすごいと思いましたし、鳥の観察についてもたくさん発見がありその点でも面白かったです。
まっすぐに研究に取り組む鈴木さんの姿勢にも感銘を受けました。
繰り返しの毎日に、いろどりをくわえてくれたような感じがして、読んでよかったと思える素敵な一冊です。
僕には鳥の